途中で諦めなくて良かった本【ナイルパーチの女子会 柚木麻子】
途中でやめなくてよかった。
主人公二人ともわけわかんないし、暗いし、なんか汚いし。あんまり関わりたくないから、途中で何度もやめようかなと思った。読み終わるのに二週間くらいかかったと思う。あんまり読みたくなかったから。
けどなんとか前向きになって、前向きとはいっても普通の人と比べたらまだまだマイナスな状況だけど、それでも前向きではあったからよかった。
これくらいの小さなことでも、大して明るい未来でもないようにみえることでも、前向きではあった。あれだけ暗くてわけのわからない落ち方をしたからこそ、やっとそう捉えられる、っていうだけだとは思うけど。
でもきっとこれを読んで救われる人がいると思う。
柚木さんの「伝えたいことがある」ってことがとても伝わってきた気がする。誰かの力に、ちょっとして光になれたら、って思って書いたんじゃないかと思う。
ちょっとくどい部分もあったけど。
あなたはこの本どうだった?
他にもこんな本あるかな?
おしえてください。
つぎ、なによむ?